【2023年度】第5回上場を目指すための企業成長セミナー「収益性」を開催いたしました!

【第一部 事業開発のリアルについて】

株式会社協働日本 CSO 藤村昌平 氏より「事業開発のリアル」をテーマにご自身が日々向き合っている課題や気づきを交えながら、新規事業へ挑戦することの必要性について講演をいただきました。2050年には日本の人口が減り市場が収縮していくことがデータとして出ている中、時代によって企業に求められている変化や新規事業を産むための方程式などをお話しいただきました。IPOに挑戦することは会社にとっても大きな変化が求められています。藤村氏は「IPOはゴールではなく通過点であるため、通過点を突破して社会にどのような価値を出したいと思っているか問いを立てて向き合うことが大切になる」と話されました。また、新しいビジネスモデルに取り組んだ企業の具体的な仕組みや、問題点、ビジネスを考えるポイント、大勢の人をどのように巻き込んでビジネスを拡大していくかなどお客様へサービス提供するにあたり大切なポイントを教えていただきました。

▲株式会社協働日本 CSO 藤村 昌平 氏


▲株式会社ドーガン・ベータ ファンドマネージャー 津野 省吾 氏

【第二部 資金調達と資本政策について】

株式会社ドーガン・ベータファンドマネージャー津野省吾氏より、「資金調達と資本政策」をテーマに講演をいただきました。現在、「スタートアップ支援」は日本政府を挙げて行う方針が出ており、「投資」は注目されている資金調達の一つとなっています。講演では一般的な企業とスタートアップ企業の違い、実際にIPOを果たしたスタートアップ起業の実績、投資での資金調達額の事例を紹介いただきました。また、津野氏のベンチャーファンドの運営や、スタートアップへの投資活動を行なっている観点から「投資先選定の判断ポイント」を具体的に教えていただきました。資本政策においては資金調達やIPOなどを考慮した戦略や計画が必要となります。津野氏は「代表者及び外部株主の株式シェアや株主構成など、資本制作を失敗するとやり直しが厳しく、資金調達やIPOできない事例もあるため、慎重に考える必要がある」と話され株式を保有する意味や会社法に定められる株主の権利についてもお話しいただきました。


今回のセミナーではIPOを目指すことは、会社の成長スピードを上げるための必要な要素であるほか、IPOに必要な「新規事業への取組み」や「資金調達の方法」を確認できる内容となりました。

▲セミナー全体の様子


第6回の上場を目指すための企業成長セミナー「収益性」は2023年度 鹿児島IPOプロジェクト最後のサポートプログラムとなります。

次回もご期待ください。


【第6回セミナー「計画性」の詳細について】

1.日時

 11月17日(金) 15:00〜17:00

2.場所

 鹿児島大学 南九州・南西諸島域イノベーションセンター 2Fセミナー室

3.内容

 1)ワークショップ「地方企業が上場を目指すには」

 地方から株式上場を目指すにはどのように準備していけばよいか、上場審査のポイントも踏まえてわかりやすく説明します。

【講師】 九州FG証券株式会社 白坂 大輔 氏 / 西日本シティTT証券株式会社 一色 祥 氏

 2)ワークショップ「事業計画と業績管理」

 上場を見据えた事業計画と業績管理のポイントについて説明し、チェックリストをもとに自社の課題を確認します。

 【講師】 有限責任監査法人トーマツ

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【個別サポート「成長戦略等策定ゼミ」の実施について】

セミナー以外にも「上場を目指すための企業成長セミナー」参加企業の中から 10 社程度を対象に、参加企業に赴き、ニーズにあわせて各コースで個別サポートする成長戦略等策定ゼミ実施します。

(支援内容については要望に応じアレンジする場合がございます。)

ご希望の方は上記のゼミ申し込みのボタン、もしくはこちらからお申し込みください。

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