第3回上場を目指すための企業成長セミナー「収益性」を開催いたしました!

 

 

 

第1部ではライオン株式会社の藤村昌平氏より「事業開発のリアル」をテーマに講演いただきました。
藤村氏は、新規事業を生む方程式は、「質✕量」であると定義し、新規事業をつくることは、「創る人」「支える人」「育てる組織」つまり、「現場」「マネジメント」「経営層」が三位一体となる総力戦であると考えます。

 

「新規事業をつくる=企業の常識の壁を壊すこと」であるため、社内に答えを見つけられるものではないことが前提としてあることを理解し、「人創り」「場創り」「テーマ創り」をしっかりと行うことで解決への道筋が見えてくること、その中でも特に「人創り」が事業づくりの一番のきっかけになることなどをお話くださいました。

 

また、新規事業を立ち上げる際に絶対に必要となるものとして「自責思考」を挙げ、新規に事業を進めていく過程では、誰しも必ず「他責思考」になってしまうということを十分に理解した上で、そこから抜け出し、自責思考で事業を進めていくことが重要だという、新規事業への心構えとしての大きなポイントもお教えいただきました。

 

第2部では、有限責任監査法人トーマツ山本仁氏が講師を務め、参加者の方々それぞれの事業戦略についてワークショップ形式で検討を行いました。
ワークショップの具体的な内容は、参加者の方々には、自社の目標、事業範囲、競争優位性、ロジックを書き出すシートが配布され、そこに書いた内容を3〜4人のグループで伝え合うというものです。

 

 

上場の過程では、会社が裸にされると言っても良いくらい、何度も何度も自分の会社のことを説明していくことが必要とされます。そのため、今回のワークショップの内容は、会社をいかに魅力的に伝えるかの練習も兼ねています。
第1部で講演いただいた藤村氏や、有限責任監査法人トーマツのメンバーもグループに加わり、意見にアドバイスを頂ける貴重な交流の場となりました。

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