第4回上場を目指すための企業成長セミナー「計画性」を開催いたしました!

 

 

 

第1部では九州FG証券株式会社の白坂大輔氏より「資本政策」をテーマに講演いただきました。

 

南九州のIPOを目指す会社の支援及び提案を行い、実際に株式上場した会社を様々見てきた方から、リアルな現状を聞かせていただける講演となりました。
今回のセミナー全体のテーマである「計画性」について白坂氏は、事業計画次第で会社の価値が高くなるかは決まると述べ、長期の事業計画が、会社の株の価値を決める重要なポイントということをお話くださいました。

 

また、株式上場を目指す多くの会社を見てきた中で、やはりどの会社も、株式上場に向けて行った様々な準備や施策が、会社を大きく成長させるきっかけになっていると感じていることもお話くださいました。

 

第2部では、有限責任監査法人トーマツ山本仁氏が講師を務め、参加者の方々それぞれの経営計画についての意識の確認をワークショップ形式で行いました。
参加者には、「中期経営計画」「予算編成」「予算統制」のそれぞれの項目について、上場適正度をはかるチェックリストが配布され、自社の現状をチェックしていただきました。そのチェックリストの内容をもとに、同じグループ内の方々同士、自社の現状や悩みを話したり、各グループに一人ずつ加わった 有限責任監査法人トーマツのメンバーが、それぞれの相談にアドバイスを行ったりして、貴重な情報共有の機会となりました。

 

 

株式上場を行うためには、現状の延長線上でものごとを考えるのではなく、何らかの変革が必要になってきます。その変革のための計画には、数字だけではなく、組織づくりも求められます。経営者がいなくなっても回る組織であるかということをポイントにして、組織的な計画策定をしていく重要さもわかり、次回のテーマ「組織性」への期待も高まる第4回セミナーとなりました。

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